2021年流行語大賞のトップ10にも入ったキーワード”Z世代”
Z世代とは、米国ビュー・リサーチセンター(アメリカ心理学会)によれば、
・1997年以降の生まれ
・デジタルネーティブ
だそうです。
私自身も、Z世代と呼ばれる方とお話していて気づくのは、
・あまり所有欲に魅力を感じない
・地球温暖化問題に敏感(環境活動家 グレタ・トゥンべりさんはその代表)
明らかにこれまでの世代とは価値観が異なると感じます。
そこで言われているのは、Z世代の消費が経済にも影響し、経済の価値観がひっくり返るということです。
日経新聞の中山記者によれば、企業経営が”減価償却型”から”増加蓄積型”に変わると言います。
減価償却型とは、価値が最も高いのは新品のとき(例:車、電気製品など)
増加蓄積型とは、アップデート(ソフトウエアの改善名とで価値を高まる)やアップサイクル(部品や材料をより高めてリサイクルして、新しい製品に組み込む)で価値向上する
増加蓄積型の具体例としては、
一つは、テスラ。車両購入後アップデートの費用を払い、自動運転機能などを最新にすることができます。
また、住宅版のテスラといわれるHOMMA。こちらは、住宅機器の機能をソフトウエアの更新で進化させつづけることができると言います。(米国では、9割が中古なので、住めば済むほど価値があがるという背景もあるようです)
Z世代の社会進出で、今後、企業は、経営戦略モデルを大きく変えていく必要がありそうですね!